フィリピン マニラから行き先決めずバスに乗ること6時間、行き着いた場所には『LOVE』があった。
こんにちは
フィリピン在住の立石です。
読む前に下記クリックして頂ければ幸いです。
日本では雪が降ったりと物凄く寒い日々を過ごしているみたいですね。
こちらフィリピンでは、相変わらず、ゆずの『夏色』があうような季節が続いています。この国にはゆずの終わりはないようです。
そんな暑い中、今回日本ではまず絶対にしない海外での休日の過ごし方についてご紹介していきます。
海外で観光に飽きた、少し変わった経験がしたい、刺激が欲しいなどと思っているのであれば参考にしてみてください。
日本での休日は、映画を見たり、ショッピングしたり、その他諸々あると思いますがフィリピンでは一風変わった過ごし方をします。
もちろん今回もお馴染みのブスキャラこと『りんまさよし』と共にお送りしたいと思います。とても優しいやつなんです。
※個人情報なので名前と顔は伏せておきます。
フィリピンのローカルを求めて
この時世間はクリスマス。フィリピンに来たばかりの僕らに与えられた無意味な3連休。
せっかく休日を三日も貰ったのだから何かしないとヤバいという事で、フィリピンに来たら絶対にやるべきこと、
『行き先を決めずに長距離バスに乗り、バイブス感じれる場所っぽいところに着いたら降りようゲーム‼︎』
を決行することに。
現在フィリピンのマニラで物凄く人気な遊びで通なフィリピン人であれば週に9回は、やっているそうです。知らないけど。
僕らも早速Cubaoにある長距離バスターミナルに向かい、自分達好みのパスを見つけ乗り込むことにしました。
すると乗り込んだ早々、次々ににバスの中は物売りの人達が乱入してきて、フィリピンではお馴染みの小規模市場化現象が発生します。
うずらの卵、パイ、お菓子、飲料水など、多種多様な物を持った人達が、アグレッシブに売りに来ますが、ここでは絶対買いたくないという強い思いから右から左へ受け流します。
・・・一旦買ってみました。
これに酢を注ぎ混み、食べるのですが結構行けるのですが半分くらい食べると飽きるのでりんまさよしに後は託します。
バスに揺られること6時間、行き着いた場所は『Dagupan(ダグパン)』という都市だった。
お互いの近況報告やりんまさよしの女事情を聞いている内に、
バスは終点のDagupanという都市に行き着きました。
途中にバイブス高めな感じの町があれば、降りようと話していましたが
結局終点まで来てしまい、
交通費曖昧ですが350ペソ?1000円かからなかったです。
北方面にバスで6時間のところにパンガシナン州Dagupanは位置します。
着いた時には午後6時、早速宿探しにとりかかります。
近くにいた警備員のおっちゃんにここで一番安いホテルはどこか尋ねると、近くにいる人達に掛け合ってくれ、近くにいたトライシクルのおっちゃんが「案内してあげるから乗れ」と言い放ち、
大丈夫かよと思いつつ、警備員のおっちゃん達にさよならし、トライシクルに乗り込みます。
途中、ダグパンに来た目的について聞かれるのですが、僕達も何しに来たのかわからないし、語学能力がまだ未熟なため英語で今回の旅の経緯も説明できないし、とりあえず「I don't know」とだけ言っておくことにしました。
到着するとそこは、オーキッド・ホテルというエアコン・WIFI付きで二人で一泊1000ペソ程(約2500円)のそこそこのクオリティーのホテルでした。
おっちゃんにお礼を言って、トライシクル代聞くと50ペソ(約125円)でいいというので感謝の気持ちを込めて20ペソ上乗せしておっちゃんとばいばい。
早速、荷物を置いてダグパンの夜の街へと二人で繰り出します。
新たな出会い。きっかけはう◯こ
次の日の朝、二日酔いの僕達ですがロマンも求め、街外れを散策することに。
なんともいえないローカル感だだ漏れのエリアに行き着いたところで、視線を浴びながら、構わずカメラのシャッターを切り続けると、喉が渇いたので近くにあった売店で飲み物を買って休憩している最中にりんまさよしのお腹に異変が起こります。
売店の女の子に頼んで家のトイレを貸りることとなり(売店の裏は女の子の家と直結している)、家に入り、りんまさよしはトイレに駆け込む中、僕は家の椅子に腰掛け待っていると、女の子の家族が、続々と現れ、僕を歓迎してくれるんです。
お母さん:『お腹が空いたでしょ、ご飯食べて行きなさい』
って。どんだけ優しいねん。と思いつつお言葉に甘えご馳走になることに。
ちょうど用を済ませたりんまさよしと食事処に連れられ、家族に囲まれ食卓を共にしました。
クリスマスともあって家の中はデコレーションされており、普段は都市部の学校に行っている娘や仕事にでている家族の友人が集まっており、そこは物凄くハッピーな空間でした。
記念に売店の前で撮影。
ディープにせめるとやっぱり人の温もりがあんねん。
— 立石祐樹@フィリピン (@tacchan_7) 2016年12月25日
また一つ帰る場所が増えた。#Philippines #Dagupan pic.twitter.com/65TRZoYZFV
食卓の時間を終えると、子供の一人である同年代のエルダンとその友人がバイクに乗せて行きたい場所に連れて行ってくれるというので、どんだけ優しいねん。と思いつつお言葉に甘えることにします。
おすすめの場所に連れて行ってと言うと、ダグパンで有名なBonuan beachに連れて行ってくれることに。
近くには様々なペイントアートが描かれた廃墟があり、そこが凄まじく気に入り撮影の時間に入ります
近くにいた子供達は隙を見せたらすかさず入ってきます。
【裏】
【表】
左:エルダン 右:エルダンの友達
たまたま通りかかった僕達にダグパンで有名な魚に食べさせてくれます。いい感じに臭かったけど美味でした。
なんと第二次世界対戦の日本の慰霊碑がビーチの横にありました。
僕達は満足し、エルダン家に帰ることに。
家に帰ると、家の横で親戚や近所の人が集まり宴が行われており混ぜてもらうことに。
ここは民家が密集しており近所付き合いも大切にしていて、しっかりとしたコミュニティが出来上がっています。日本で問題になっている孤独死なんか絶対に起きないんだろなと思います。
エルダン家の隣に住む陽気なおっちゃんが
『俺が作ったんだ、食べろ』
誇らしげに言うので、食べてみるとこれが見た目の割には絶品で、
レッドホース(アルコール度数8%のフィリピンのビール)が進みます。
嬉しげなおっちゃんは次来た時はバギオの近くに綺麗な島があるから案内してやると言ってくれ、本当どんだけ優しいねん。
お別れの時、家族やおっちゃんとハグをして『次来る時は、今回のお礼にウイスキー持ってくるね』と口約束をし、その場を後にしました。
ダグパンをあとにして感じたこと
改めて地域の人々の温かさを感じました。都市部マニラでは温かさを感じないというわけではないのですが、マニラ全体的に見たら、やはりお金を騙し取ろうとする人や、ずる賢い人の割合が地域よりも多いというのが現状です。
でもそれはフィリピンだけではなく他の東南アジア諸国でもそうですが、都市部にはお金が集まっており、お金をもっている人が比較的多く、その人達の懐に潜り込もうとする人達は必然的にでてきます。何故なら、お金がなく、生活が苦しいから、家族を養っていかなければならないから、でも仕事もない。だから楽な稼ぎ方を。
そういう人達が目立つから都市部は『危険』だというイメージが定着しているのだと僕は思います。
ただ最低限気を付けていれば、犯罪に巻き込まれる可能性は低くなるし、温かい人もたくさんいます。
ただやっぱり、人と接したい、温かさを感じたいと思うのであれば地域に行くといいかもしれないです。
仲良くなった奴らがバイクで案内してくれる。
— 立石祐樹@フィリピン (@tacchan_7) 2016年12月25日
めっちゃいいとこダグパン。
完全にダグった旅だった。まずこいつら自体ダグパン的な感じのオーラだしてるから。てかだいたいダグパンってどこ。
どっからマニラ帰るん。まじダグってる今#Philippines #Dagupan pic.twitter.com/J7RkF1E44R
『行き先を決めずに長距離バスに乗り、バイブス感じれる場所っぽいところに着いたら降りようゲーム‼︎』
↑これおすすめです。